グロメットトリートメント
バドミントンのストリング(通称ガット)は
0.6mm~0.7mmと非常に細く繊細です。
ラケットとガットの間にはグロメットと呼ばれるプラスチック製のパーツがついています。
このグロメット、お手入れしていますか??
古くなると端っこで切れてしまう原因になったり衝撃吸収、反発が悪くなったり打球感にも影響します。
張り工房では、『グロメットトリートメント』をおこなっています。
グロメットを取り外し、ラケットを拭き、新しいグロメットに取り替えます。
Contents
使用して傷んだグロメット
グロメットが傷んだ状態ではカーボンの角が出てきたりします。
グロメットを取り外すと細かなホコリがグロメットとラケットの隙間にはいっています。
まずはラケットからグロメットを取り外しラケットを綺麗にします。
グロメット交換用工具
グロメット交換に使う、ペンチ、ニッパー、カッター、ヤスリ等々。
シングルホール(ガット1本用)、シェアホール用(ガット2本通る用)、連結、T時型等のグロメットを用意しています。
ケースの中に種類ごとにグロメットが入っています。
ラケットのホールに合わせてグロメットを使いわけていきます。
グロメットの取り外し
取りやすいところはフレームの外側からペンチで挟んでグロメットを抜き取ります。
ラケットに傷がつきにくい、先が平らになっているペンチを使用しています。
取りにくいところはカッターでカット
シェアホールと呼ばれる、ガットが2本通る大きめの穴は内側がラッパ状に広がっていますので
内側をカッターでカットすることで取り外しやすくしています。
ラケット磨き
ラケットグロメットを外すとラケットが実は結構汚れていることがわかります。
細かなホコリがグロメットホールの周りについているので
綺麗に拭き取ります。
ラケットについたシャトルの後もキレイに拭き取れます♪
拭き取り後のラケット
グロメットを外して拭き取るとフレームはピカピカです。
小さなホコリまで除去することで打球感もよりクリアになります。
グロメット装着
ホールに合ったグロメットを装着します。
フレア加工
フレームに合わせて内側をカットしたり微調整。
シェホール(大き目の穴)部分は専用工具を使ってフレア加工を施します。
まるで新品のように綺麗になりました♪
特に初めてご依頼をいただいたラケットはグロメットが傷んでいることが多く
端切れ予防対策
https://b-life.work/hashigire-yobou/
一度グロメットトリートメントしていただくことをおすすめしています。
打球感がよくなるのはもちろんですが、ラケットとガットにも優しく
ラケットの寿命を延ばすことにもつながります。
グロメットトリートメントが気になる!
という方はお気軽にお問い合わせください。
「Stringed for Strikes」